性病の一つであるクラミジア、この病気はなかなか気づかない人も多いといいます。気づかずにセックスしてしまうと相手に感染させてしまいます。その繰り返しをしてるうちにどんどんとクラミジアは広がっていき、日本で最も多い性病となりました。

クラミジアは気づきにくい?

クラミジアに効果のある抗生物質のフロモックス

クラミジア感染症というのは、クラミジア・トリコモナスとよばれる細菌が人体に感染することによって生じる病気で、感染する部位としてはさまざまですが、性器やその周辺に感染する性器クラミジア感染症は、そのなかでも典型的なものであるといえます。
この病気は、身体的な構造上、細菌が繁殖しやすいということがあって、男性よりも女性のほうが重い症状を訴えるケースが多いものです。
男性であれば排尿のときに軽い痛みが生じる尿道炎、女性であれば、子宮頚管炎や卵管炎などといった、生殖にかかわる器官に炎症が生じるのが特徴で、はげしい痛みが出ることもめずらしくはありません。
このような場合、細菌の繁殖を抑制したり、細菌そのものを殺菌するはたらきのある、抗生物質とよばれる医薬品を投与するのが一般的です。
抗生物質にはさまざまな種類がありますが、クラミジア感染症に効果が高い抗生物質としては、フロモックスのようなものが挙げられます。
フロモックスは、細菌がもっている細胞壁とよばれる部分を合成できないようにすることで、細菌が増殖するのを抑制するとともに、殺菌的にもはたらくというものです。
フロモックスは通常は錠剤タイプになっていますので、成人であれば1日3回、食後に決められた量ずつを飲むことによって、おおむね数日もあれば症状の改善がみられるようになります。
子供についても服用は可能であり、錠剤ではなく、ドライシロップのように飲みやすいタイプの製品も出回っています。
ただし、薬の効果が強すぎて、腸の内部の有用な細菌類のバランスがこわれて、腸内環境が悪化してしまう可能性がありますので、整腸剤のようなものといっしょに処方されることもあります。